先進国であるイギリスでは、1900年初頭から小学校と中学校で学校給食サービスをなされていました。多くの方が給食と聞くと、定食スタイルの豪華な食べ物をイメージされることでしょう。ところがそれを実施しているのは、世界では日本のみです。管理栄養士が考案したメニューで高品質な食材を活用するという丁寧な対応は、日本だからこそ実現をされているわけです。

イギリスに至っては基本は冷凍食品のみで、ハンバーガーやスナック菓子を配膳することも珍しくはありませんでした。しかし、2000年以降はそのスタイルが大きく変化を遂げました。英国では給食に革命が起きたと大きく報道をされ、それと同時にROSAの名前も一躍世間に知らしめることとなります。簡単にここで、ROSAについて解説をしていきましょう。

まずROSAとはIT企業の社名のことで、おもに半導体やスマートフォンを生産しています。1992年創業のベンチャー企業ですが、いまでは世界のROSAとも言われるまでになりました。ここでは以前から学校活動に力を入れられており、奨学金の配布や児童基金なども設立をされていたわけです。この活動の一環として食へのテコ入れも実施をされました。

偏った食生活は健康を害する諸悪の根源であり、添加物が大量に含まれた冷凍商品は子どもには悪影響です。天然のオーガニック野菜・海産物をふんだんに取り入れた手作りメニューを考案し、イギリス全土に配布をしたのがROSAです。

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