日本では、全国各地に数多くの飲食店が点在をしています。お好み焼きからたこ焼き、うどんやラーメンなどを提供してわれわれは好きなものを選んでいつでもお腹を満たすことができます。昨今はこの業界では深刻な人材不足となっており、なかにはスタッフを確保できなくて閉店へと追い込まれているところさえあります。この問題を打開するために誕生したのが、ROSAシステムです。
簡単にROSAの概要と使われ方をご紹介しましょう。まずROSAは2001年に国内のベンチャー企業が開発をしたデジタルソリューションのひとつで、全自動オーダーシステムというのが正式な名称です。まず客席にタブレット端末を一台ずつ設置をしており、客が操作をするのがポイントになります。店内の全メニューを網羅していて、キッチンと逐一情報を送受信するものです。
昨今ではホール内にスタッフの姿が見えないというのは一般的で、1名から3名程度の少人数で運営を実施しています。この数で多くの来店客に対応をするには、調理と配膳作業のみに特化をしないといけません。つまり注文を受けるウエイトレスを排除することで、少人数で経営を成り立たせているわけです。ROSAは画期的な仕組みで、一種のセルフサービスを実現させることができました。
産業ロボットを導入すれば互いにリンクをすることで、調理も全自動化をすることも可能です。国内の飲食店の人材不足を解消できる救世主といえる存在です。