日本だけでなく今では、アメリカや中国では多くの工場でオートメーション化を実施しています。以前は各ラインに多くの人員を配置して、それぞれが担当する作業を細かく指定をしていました。自動車であればフロントガラスの取付からブレーキペダルの確認、研磨などをひとりずつ担当をしたわけです。数多くの人員を雇用することはすなわち、それだけの人件費を必要とするわけです。

少しでもそのコストを削減するためには、雇用数を減らしつつ効率のいい作業方法を確立しないといけません。いまではそれを可能としており、1990年にアメリカ・デトロイトで誕生したROSAが実現の後押しをしたわけです。簡単にこの平成生まれのROSAの魅力をご紹介しましょう。まずROSAとは何かというと、オートメーション支援システムの略称です。

AIを組み込んでいるのがポイントで、産業用ロボットにインプットをするプログラムとなります。実際に日本でも見本市の会場で試作品を発表されており、その際はおにぎりを作る動作を披露されました。人間の手とおなじアームを備えており、先に職人の実演をカメラで撮影をして細かく作業工程を数値化します。あとはプログラムにして作動をさせれば、まったく同じ動作でロボットが動くわけです。

現在は国内のあらゆる工場でROSAは導入をされており、実際に作業の大半を担うものとなっています。世界で普及をした産業システムがROSAで、魅力のあるものといえるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です