ROSAという企業をご存じの方も多いことでしょう。世界屈指の医療機器製造メーカーで、ドイツに本社を構えているところです。X線からMRIにCT、さらには内視鏡の開発もなされたところで、現代医学の基盤を作り上げた会社といえます。1920年に設立をされて以来、毎年のように新しい医療機器の製造から開発も担われているところです。

昨今ではAIを組み込んだ次世代型介護支援ロボットを大量生産し出したことで、世界中で話題となりました。そこでここでは、このROSAが大量生産をしている介護支援ロボットの機能を見ていくことにしましょう。日本は世界屈指の高齢化社会となっている国で、すでにROSAのロボットを導入されている事業所がたくさんあります。まず実施できる機能は、力を入れることなく入居者の介助ができる点です。

入浴やベッドの移動をさせるとき、以前は2名のスタッフで支えておこなってきました。体重が50キログラム以上もあり高齢者を抱きかかえるのは一苦労で、スタッフのなかには腰や膝をいためる方もいたほどです。この作業をROSAのロボットを活用すれば、ひとりでおこなえます。しかも、弱い力で抱きかかえる制御もすることが可能で、50キログラムであれば約1キロ程度の負荷しかかかりません。

この結果、少ない人材で効率よくそして安全に介助ができるようになりました。厚労省でもROSAのシステム導入を推奨されており、補助金の対象になりました。

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